title

芸術の都として名高いパリ、市内の美術館数は小さなものを含めたらなんと100館を超えるほど。
定番の美術館といえばルーブル美術館やオルセー美術館ですが、素敵な穴場の美術館が数えきれないほどあります。今回は、ゆったりと過ごすことができる隠れ家的な美術館をご紹介します♪

ジャックマール・アンドレ美術館


19世紀のブルジョアの邸宅を楽しめる美術館。館内には、息を飲むほど優美な空間が広がっており、あたかもフランス映画の世界に紛れこんだような気分を味わえます。

また、邸内では、美術愛好家であったジャックマール夫妻が世界中から収集した芸術作品を鑑賞できます。そのコレクション数は約5000点にもわたり、収集作品のクオリティも世界有数の個人コレクションと言われるほどのものです。特にイタリア美術のコーナーは際立って充実しています。

エレガントな調度品や美しいコレクションは、邸内で完璧な状態で調和するように夫妻自らによって配置されています。重厚な内装と荘厳な美術品が織りなすハーモニーは圧巻の美しさです。とりわけ目を引くのが、1階のJardin d’hiver(冬の庭園)。アールデコ風の内装の広々とした空間にエキゾチックな植物が飾られており、なんともいえず魅力的な異空間が作りあげられています。

21世紀のパリの喧騒を忘れて、優雅なひと時を過ごてはいかがでしょうか。

入口には、素朴で美味しいフランス菓子が食べられる19世紀風喫茶室も併設されているので、19世紀の雰囲気を存分に堪能できますよ♪


ジャックマール・アンドレ美術館
Musée Jacquemart-André
158 boulevard Haussmann 75008 Paris
Tel. : 01 46 6 11 59
E-mail :
message@musee-jacquemart-andre.com
HP : https://www.musee-jacquemart-andre.com/en/home
営業時間
美術館:10001800(月のみ~2030
喫茶室:11451730(週末1100~)

ブールデル美術館

彫刻と庭を堪能できるパリの美術館といえば、ロダン美術館が有名ですね
美しい庭に展示された『地獄の門』や『考える人』等の作品を鑑賞できる見ごたえのある美術館ですが、ハイシーズンは入場するのに30分ほど並ぶ必要があるくらい人気です。

そこで、有名彫刻家の作品をゆったりと楽しみたいという方にぴったりなのが、ブールデル美術館。モンパルナス駅近くにひっそりと佇む穴場の美術館です。モンパルナス地区といえば、20世紀初頭に多くの芸術家が集い、名だたるアーティストのアトリエやゆかりの場所が多くあるエリアですね。彫刻家アントワーヌ・ブールデルのアトリエもかつてこの一画にありました。このアントワーヌ・ブールデル、彼はロダンの弟子を15年つとめ、後々共同制作者となるほどロダンと縁の深い芸術家として知られています。また、ジャコメッティの師匠としても有名です。

館内には、代表作の『弓を引くヘラクレス』をはじめ彼の様々な作品が展示されています。常設展は無料ですが、充実度はロダン美術館に引けをとりません。ダイナミックに立ち並ぶ彫刻群は、優美かつ威風堂々としており迫力満点、一見の価値がります。また、美しい庭に作品が展示されているので、美術に興味がない方にもおすすめです。なんたって常設展無料なので、行って損はないと思います。モンパルナスのクレープ屋さんが多い通りから遠くないので、昼食にクレープを食べた後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。座ってくつろげる場所が沢山あるので、ゆっくり作品を鑑賞できますよ。

ブールデル美術館
Musée Bourdelle
18 Rue Antoine Bourdelle 75015 Paris
Tel. : 01 49 54 73 73
HP :
www.bourdelle.paris.fr/en
営業時間10 :0018 :00(月曜、一部祝日閉館 )

ロマン主義美術館

おしゃれなカフェやブティックが並ぶエリア近くにあるパリジェンヌに人気の美術館。緑鮮やかな庭とこじんまりとした可愛らしい建物が、名前の通りいかにもロマンティックです。この美術館は、オランダ人画家アンリ・シェフェールの邸宅を元に作られており、当時彼の元に集ったロマン主義の芸術家たちに関する展示があります。ジョルジュ・サンドや、リストなどのそうそうたる芸術家達が、シェフェールのサロンに通い親交を深めていたのです。情緒的なものや想像力に重きを置いたロマン主義のサロンだけあり、邸内にはどこか秘密めいた香りがする隠れ家的な雰囲気がります。

そして、何より魅力的なのが、中庭にある可愛らしいカフェ「ローズ・ベーカーリー」です。イギリス人夫婦による本格英国風カフェで、パリジェンヌに大人気。あまりフランスのカフェにはないメニューが楽しめます。例えば、パリのカフェではちょっとイマイチなアイスコーヒー(エスプレッソに氷が入っているだけという事が多い)なんかがとてもおいしかったりします。中庭のサンルームからもれる木漏れ日を感じながら過ごす午後のティ―タイムは、最高に贅沢なひと時です。特に、バラの季節は、中庭に咲き乱れるバラの花に囲まれてお茶をすると、さながらアリスのお茶会気分を味わえますよ。

ちなみに、美術館は蔦におおわれた路地裏にあって、まさに秘密の花園という感じです。
特別な時間を過ごしたい人は、モンマルトルからも遠くないので是非足をのばしてください。

ロマン主義美術館
Musée de la vie romantique
16 rue Chaptal 75009 Paris
Tel. : 01 55 31 95 67
HP :museevieromantique.paris.fr/en
営業時間
美術館:10001800(月曜、祝日閉館 )
ローズベーカリー:10001730(月曜、祝日休業)

以上ご紹介した美術館は、有名観光地だけでは物足りない、疲れてしまうという方にはうってつけの箸休め的なスポットなので、観光に疲れたらぜひ訪れて知的で静かなひと時を堪能してください♪

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

RECOMMEND POST