今回は「お金持ちになるために」という大きなテーマについて話していきたいと思います。
ところでまず、お金持ちとは?
そしてお金持ちは現在日本にどのくらいいるのか?
というところからお話しさせていただきます。
国が出している 純金融資資産保有額の階層別に見た保有資産規模と世帯数という図を見ると、
マス層 (3,000万円未満) 4,215万世帯 日本の3分の1の割合になります。
続いて、アッパーマス層(3,000万〜5,000万円未満)は712万世帯。
かなりガクッと落ちましたよね。
それでも私個人の感想からするとこんなにいるんだなあと感じました。
そして、準富裕層(5,000万円〜1億円未満)こちらが341万世帯もいます。
準富裕層に関しては金額の間に差はありますが、それでもこんなにいらっしゃるんですね。
そしてここからは「億り人」と言われる方達です。
富裕層(1億円〜5億円未満)は124万世帯。超富裕層(5億円以上)は8.7万世帯になります。
(2019年調べ)
併せてご覧いただきたいデータがあります。
それが、純金融資資産保有額の階層別に見た保有資産規模と世帯数の推移というものです。
マス層の場合は2005年〜2019年にかけて384万世帯も増えています。
マス層だけではありません。アッパーマス層・準富裕層・富裕層・超富裕層ももれなく全て増えています。
まだ2019年までしか出ていないデータなので、コロナショックがあった2020年のデータを見るのが少し楽しみですね。
私の個人的な見解としては、飲食店やサービス業等の比較的賃金の低い方がより高ダメージを受けているイメージがあります。しかし、富裕層。いわゆるお金持ちはさらに自身の資産を増やしているのではないかと予想します。
結果が楽しみですね。
では、ここから本題に入ります。
まず、皆さんに問います。
お金を稼ぎたいですか?
なんだこの質問は、と思うかもしれません。笑
大体の方がみんな はい と答えますよね。
お金は全てを買えるわけではないですが、知識や時間を除いた9割型ほとんどのものを購入することができます。それぐらいお金は大事です。しかし知識等もより効率的に得るアイテムや手段というのはお金で買えるので、皆さんも同じかとは思いますが、
私は強く、お金は大事と感じています。
マネーリテラシーを身につける、複利の凄さ
では、どのくらい資産を持っていたら、どのくらい年収を稼いでいたらお金持ちなのか?
というところですが、僕個人の意見を言わせてもらうと
- 年収1000万円はお金持ちではありません。
なぜかというと、年収1000万円の方の手取り年収は、約720万円になります。
さらに児童手当は減り、公立高校の学費(授業料)の手当はなくなります。
こちらは年収600万円の方には普及されるものになるので、支出が増え、厳しいですよね。
なので会社経営をしている方等は、自身で年収を設定できるのですが、年収1000〜2000万円程度に抑える方が多いです。なぜかというとそれ以上もらってしまうと累進課税によりほとんどを税金で持ってかれてしまうので、もったいないんですよね。
そこで法人税の方が安いので会社に内部留保をして節税をしている方が多いです。
逆にいうと、日本の年収は頭が決まってしまっているんですよね。
では、お金持ちとは?
私の見解だと
資産を数十億持っている方です。
貯金や金融資産を含めてですね。
資産数千万円や1億という方は、申し訳ないですが僕の中では小金持ちという認識です。
億り人という言葉を最近よく聞きますが、何故皆さん「億り人」になりたいかというと、働かなくていいからですね。
なぜかというと高配当株や米国株の平均的な株式のリターンが年間で5〜7%なので例えば1億円の5%であれば500万円。それだけで年収500万円というわけです。
もちろん上がり下がりはありますが、長い目で見ればその1億円の資産は上がることはあっても下がることはないわけです。
また、もしかしたら値上がり益、キャピタルゲインも狙えます。
1億円稼いだ人は仕事をリタイアすることができるので、皆さん億り人になりたいのです。
ではまず、どんなことから始めればいいのか?
それは資本主義、社会の仕組みを学ぶ、マネーリテラシーを身につけることです。
世の中には2種類の人が存在します。
それは投資家かそれ以外か。
投資家というのは株式やF X等そうゆうことに対してお金を投資し、収益を得ている方です。また、実業家や経営者で自身の会社に投資している方も私の中では自分に投資している投資家です。
それ以外の方は会社に給与をもらって生活している方。役員給与をもらっている方も含めですね。
では、それ以外のみなさまに問いかけたいのですが、
いつまで働きますか?いつまで働きたいですか?
一般的に言えば60歳や65歳、定年退職するまででしょうか?
例えばあなたが30歳だとして、年収300万円の場合、年間100万円貯金できるとしてあと35年働いて、単純計算で3500万円貯金できたとします。
しかし、出費はもちろん生活費だけではなく車を買ったり家を買ったりすると思うのでこの金額が丸々残るとは考えにくいですよね。
そして、その後に待ち受けるのが老後2000万問題です。
そう考えると、かなり切り詰めた生活を35年間続けたのにも関わらず老後もまた切り詰めた生活をしていくということになりますよね…
かなり厳しい現実だと思います。
- そこで複利というものをご紹介します。
ただの貯金ではなく、積み立て投資をした場合の複利計算をしてみましょう。
例えば先ほどの例に沿って、計算してみますと、
積み立て年数は35年、毎月の積み立て額8.3万円(年100万円貯金できる計算なので)
そして積み立て前の元金が30万円。年利率が5%だったとします。(年利率は低く見積もっています。)
さらに課税設定をします。
まず1ヶ月目は
元金383,000円+利息1,595円−税金325円=元利合計384,270円になります。
これをずっと続けていくと…35年後にはどうなっているでしょうか?
元金35,160,000円+利息52,560,693円−税金10,677,705円=元利合計77,042,988円
元金は35,160,000円。35年毎月8.3万円を積み立てたのでこの金額は当然貯まります。
面白いのはここからです。この積み立てをして出た利息はどんどん再投資に回していきます。すると利息が52,560,693円、そこから税金(1000万円ほど)を引いたとしてもその後の利息は41,882,988円で、元利合計金額は上の、77,042,988円になります。
全然違います。
その差倍以上です。
複利の力とは本当に恐ろしくて、利息が出たら使うのではなく根気よく再投資をすると、このようなリターンが返ってきます。
7000万円あれば車を買っても家を買っても老後2000万円問題はクリアできますよね。
なので現預金でやるよりは、
- 絶対的に投資はした方がいいですよという結論になります。
将来を思い描いてみてください。
毎日通勤電車に揺られて人生の大半の時間を会社への奉仕活動で終わらせる?
100人に会社に行きたいかと聞いたらみんな声を大にしては言えないと思いますが「行きたくない」と答えると思います。お金さえもらえれば楽しくない会社に行きたくないですよね。
では、どうすればいいか?
若いうちに我慢できるところは我慢してできることは最大限にやって、早めにリタイアして自分の好きなことをしたり、家族や友人と幸せな時間を過ごした方がいいですよね。
みんな簡単にできたらやってるよと思うと思いますが、
一つ一つ紐解いて考えていくと仕組みがわかります。
しかしこの記事を読んで初めてそれを知ったあなたはなぜこのことに気づけなかったのでしょうか?
それは「忙しい」からです。
「忙しい」って聞こえがいいですよね。でも本当は良くないです。
会社は「やりがい」というお金を産まない福利厚生を与えてあなたたちを利用しています。
これは会社経営をする立場になると良くわかるのですが、決められた給料の中でどれくらいみなさんをコキ使えるかというのを考えるようになってしまうのです。
皆さんへの給与は経費です。その経費でそれ以上のリターンを求めて皆さんを雇うわけなので、できるだけ仕事をやって欲しいんです。
言葉は悪いのですが、これが本質です。
具体的にどうすればいいのか?
- 収益を最大化して支出を最小化することです。
収益の最大化に関しては一般社員の場合だと自分の力で大きくするのは歩合制の会社でない限り難しいと思うのですが、支出を最小化するというのは誰でもできる「節約」です。
まずは節約してください。お金持ちは共通して節約を絶対的にしています。
お金持ちほど節約しているのですからお金のない人はもっと節約するべきだと僕は思います。
ちなみに1回だけ一時期だけの節約ではダメです。愚かに見えるくらいに愚直にやってください。色々な誘惑があると思いますが、本当にお金持ちになりたいなら全て跳ね除けてください。
そして軍資金を貯めます。
あとは副業をしてください。
副業N Gの会社もあると思いますが、やってください。法律で定められているわけではない、やっても捕まるわけではないです。
まずはリスクが限りなく低い副業から初めていってください。
そして軍資金をさらに貯めて投資をします。
これは間違いなくやってほしいことです。
株やF Xで大事なことは長期目線で見るということです。
失敗している方が多いとか不安な面もあると思います。なぜ失敗している人が多いのかというと、短期目線でしかみていないからです。
例えば貯金を全額はたいてフルスイングして明日明後日お金持ちになりたいとかは考えてはいけません。
5年、10年もしくは20年、30年という時を経て「大金持ち」になることを僕は目指しています。そして、始めるのは早ければ早い方がいいです。
なぜならば先ほどお話しした複利の効果は絶大だからです。
あの有名なアインシュタイン博士も「複利は人類史上最大の発明だ」とおっしゃっています。
1年でも2年でも複利の力は働かせた方が良いです。
まとめ
- 労働収入だけではお金持ちになれません。
日本の給与の課税の方式は稼げば稼ぐほど税金で持ってかれてしまうのです。
日本の労働収入ではM A Xがわかってしまっている状態にあります。
なのでお金か人に働いてもらうしかないんです。
お金に働いてもらうというのは投資です。
人に働いてもらうというのは実業になります。
お金持ちになるにはこの2択です。
- とにかく節約をして軍資金を作る。
こちらに関しては後々詳細を記事にしていくので楽しみにしていてくださいね。
- 投資をする。
- 自己投資も忘れずに
頭の良い人をうまく利用してください。
例えば本は1000円、2000円で帰ると思うのですが、たった1000円で頭いい人の何年ぶんもの集大成がそこに載っていて学べるわけです。であれば絶対にやった方がいいですよね。
今はyoutubeなど無料で学べるコンテンるがあるわけなので頭の良い人のチャンネル等もガンガン登録してください。
知識を収集して大事なところを抜粋して自分の人生に生かすわけですね。
今回は、「お金持ちになる方法」についてざっくりお話しさせていただきました。
次回以降はさらに詳細をお伝えする記事をアップさせていただきますので、よろしければお楽しみに。
それではまた。